腰対策のマットレス選びで知っておきたいこと

高反発マットレスに慣れないときはどうしたらいい?

高反発マットレスに慣れないときはどうしたらいい?

健康のためにと高反発マットレスを購入したのはいいものの、あまりぐっすり眠れなくてよけいに調子が悪い。こういったお話は良く聞きますが、そこですぐに高反発マットレスは良くないと判断するのは早計です。 どうして高反発マットレスは寝心地が良くないのか、どうしたら慣れて気持ちよく眠れるのか、その対策を考えてみましょう。

高反発マットレスに慣れないのはなぜ?

マットレスの買い替えや、これまで布団で寝ていたものをマットレスに変えるというときは、使ったその日から劇的に睡眠が変わると期待して購入される方が多いですよね。でも実はこれ、高反発マットレスの場合はあまり当てはまらないのです。 もちろん高反発マットレスから新しい高反発マットレスに買い替えをする場合は別ですが、それ以外の方ですと、まず慣れるまでに数日間はかかります。ではなぜすぐに慣れることができないのでしょうか。次のようなケースが考えられます。

低反発マットレスから高反発マットレスへの買い替え

低反発マットレスの体をすっぽりと包み込み、吸い付くような心地良さは高反発では味わえません。むしろ真逆で体が押し返されるような反発力があるので、寝心地が激変してしまいます。

布団から高反発マットレスに変えた

布団もある程度体が沈み込みずっしりとした寝心地ですが、高反発マットレスになると体が浮いているような不思議な感覚に襲われるかもしれません。また横向きになると体が沈み込まないため、グラグラとして体が安定しないと感じるでしょう。

ヘタリのあるマットレスからの買い替え

それまで使っていたマットレスが劣化してヘタっていたとすると、体にその癖や歪みがついている可能性が高いです。 ヘタリのないしっかりとした高反発マットレスに寝ると、体が自然にまっすぐになるので、逆に歪んでいるような違和感を感じるかもしれません。

高反発マットレスの寝心地が悪いのは最初だけ

寝心地の悪さが2~3日続くと、高反発マットレスを買ったことを後悔したり、自分には合わなかったと処分してしまいたくなるでしょうがそれは間違いです。こうした問題は体が慣れてくれば解決しますので、せめて1ヶ月間は使い続けてみましょう。 早ければ1週間程度で体が馴染んで、気がつけば朝までぐっすりということになる可能性もあります。高反発マットレスの特徴は、横になったときの寝心地の良さよりも、質の良い眠りによる熟睡感にあります。体が慣れるまでは、色々と寝やすくなる工夫をしてみてください。

★柔らかめのパットを敷く ★ふかふかしたシーツや厚めのバスタオルなどを敷いてみる ★腰の浮きなどが気になる部分にはタオルで補正する ★柔らかい素材の衣服で寝る

こうした工夫でしばらく寝てみても改善しない場合は、自分には高すぎる反発力のマットレスを選んでしまったのかもしれません。 体に合わないマットレスを使い続けるのも良くありませんので、その場合はトッパーや薄いマットレスを新たに買って調整するか、家族や知人に譲るなどの方法で、自分の体にあったマットレスに買い換えるのがベストです。お試し期間や返品・交換のできるマットレスですと、このような無駄が起こりませんので、購入の際には討してみることもおすすめします。

まとめ

初めて高反発マットレスを使用するときは、最初から過度な期待は持たない方ががっかりせずにすみます。特に体の不調の改善のために購入に踏み切った人は、慣れるまでは違和感を感じやすいといいます。 体が慣れてきたと思ったころには、体調や気分がスッキリとしているのを実感できるかもしれませんよ。

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