腰対策のマットレス選びで知っておきたいこと

フローリングの床にマットレスを置いてはだめ?

フローリングの床にマットレスを置いてはだめ

ベッドを使わずに直接床に厚めのマットレスを置いて使うという人も多いでしょう。その際にはカビの発生やダニが増えるのを防ぐための対策が必要です。

床置きにするとマットレスにカビが生える

寝ている間の汗による湿気が逃げられない 体温と冬の冷たいフローリングの温度差による結露

床から舞い上がるホコリやダニ、虫の死骸
床に直置きのマットレスは通気性が悪いため、このようなことが起きてカビやダニがより発生しやすくなります。
それをできるだけ防ぐために、対策やこまめなお手入れが必須です。

直置きのマットレスを長持ちさせるには

マットレスをカビから守るには、通気性を確保して中に湿気がこもらないようにすることが大切です。
そのためにできる対策やお手入れには次のようなものがあります。

すのこベッドフレームを使用する

床置用のすのこベッドは6,000円前後で購入できます。フローリングとマットレスの間に隙間ができて、通気性が少し良くなります。

除湿シートを敷く

マットレスの下に除湿シートを敷くと、マットレスの裏側にたまる湿気を吸ってくれます。
シートの目安期間ごとに天日干しをして乾燥させることで、除湿機能を維持できます。シングルサイズなら3,000円前後で購入できます。

除湿パッドを敷く

マットレスの上に敷いて使うパッドで、5,000前後で購入できます。寝汗などの湿気を吸い取ってマットレスに湿気が溜まるのを防いでくれます。除湿シートとパッドを組み合わせて使えば、かなりの湿気対策になるでしょう。

アルミシートを敷く

結露が激しい部屋ではフローリングの上にアルミシートを敷いてからマットレスを置くのも有効です。フローリングとマットレスの間の温度差を縮めるため、結露が起こりにくくなります。

また、寒い冬にはマットレスの下から上がってくる寒気を抑える効果も期待できます。アルミシートは500円前後と安価で購入できるので、とりあえずの対策としても有効です。

通気性のよいマットレスを選ぶという手も

これからマットレスを買い換えるなら、通気性がよく吸湿性や放湿性の高い素材でできたマットレスを選ぶのも良い方法です。高反発ファイバー素材(エアー素材)なら、フローリングに置いてもそれほど湿気に悩まされる心配はないでしょう。

ただし、密度が低いものや薄いものを選ぶと、底付き感など寝心地があまり良くないかもしれません。

また、冬は寒さを感じやすい素材なので、ある程度の厚みがあるものを買うとともに、トッパーやベッドパット、アルミシートなどを上手に使って快適な寝心地を確保しましょう。

直置きのマットレスを長持ちさせるには

マットレスが重いとつい億劫になって、敷きっぱなしになりがちです。上げ下げがしやすい三つ折りタイプのマットレスを選ぶのも良い方法です。

マットレスは3ヶ月に1回程度は天日干しをしたいところですが、無理な場合は立たせて陰干しをして、中にこもった湿気を追い出しましょう。熱に弱いタイプのマットレスは、最初から陰干しをしてください。

重いマットレスなら立たせて裏側に扇風機で風を送るだけでも違います。使用するときに定期的に表裏や上下をローテンションさせて使うようにすると、湿気のこもりやヘタリを分散させることができて効果的です。

まとめ

マットレスを汚れやカビ、ダニなどから守るために必要な対策はしっかり行っておきましょう。せっかく購入したマットレスですから、できるだけ長持ちするように大切に使いたいですね。

布団用の掃除機や、布団乾燥機でのお手入れも有効ですので、こまめにケアをしてください。

免責事項
このサイトは、高反発マットレスに関する情報提供を目的としております。
■ このサイトに記載している内容は、医学的な研究による根拠や証拠に基づいて掲載されていますが、すべての高反発マットレスについて効果を保証するものではありません。
■ またこちらに記載している運動やストレッチ、食事等を参考にしたことで、万一いかなる損害が生じた場合においても、当サイトはその結果に責任を負うものではありません。

トップへ