腰対策のマットレス選びで知っておきたいこと

高反発マットレスとは?どんなマットレスが高反発なの?

高反発マットレスとは?どんなマットレスが高反発なの?

マットレスを選ぶとき必ずと言っていいほど直面するのが、「高反発」か「低反発」か、どちらを選べば良いのかという悩みではないでしょうか?

どちらも良さそうだけれど、一体どちらがいいの?そんなふうに迷うこともあるでしょう。でもこの高反発マットレス、そもそもどんなマットレスのことを言うのでしょうか。

反発弾性の高さがひとつの基準

なにかと話題の高反発マットレス。睡眠時の腰への負担軽減にいいとか、スポーツ選手も愛用しているとか、朝の目覚めが変わるとか、とにかく睡眠環境が良い意味で激変するようなコマーシャルも多いですよね。でも正直高反発マットレスって他のマットレスと何が違うんだろう、高反発と低反発のどちらがいいんだろうなどと思ったことはありませんか?

非常に簡単にいうと、低反発マットレスと高反発マットレスの違いは、反発弾性の高さで分けることができます。反発弾性というのは、鉄球を一定の高さから落下させて、その高さに対して鉄球が何パーセント跳ね返るかという数値のことです。

日本工業規格(JIS規格)では低反発は反発弾性力が15%未満のものと記載されています。では高反発、いわゆる高弾性ウレタンフォームはどうかというと、反発弾性が50%以上の高さを持つ、押し戻す力が強いフォームのことと定義されています。

一般的にはこの高弾性ウレタンを使って製造しているマットレスのことを、高反発マットレスと呼んでいるということです。もちろん高反発マットレスの素材はウレタンフォームだけではありませんが、同程度の反発弾性を持つマットレスを、高反発と区分しているようです。

高反発イコール硬いではない

高反発マットレスというと硬いというイメージが定着していますが、触った感じは硬くないのに反発弾性が高いという素材もあります。またマットレスの場合同じ素材を使っていても、加工のしかたやウレタン以外の詰め物、側地の質感などによって硬さの感じ方も変わってきます。

マットレスの表示にはよくニュートンという単位の数値が記載されていますが、ニュートン数が高ければ高反発というわけでもありません。極端なことをいうと、同じ硬さの高反発マットレスと低反発マットレスを作ることも可能なのです。

ですからそれぞれの特性を知った上で、自分にとってどちらが好ましいのかを判断する必要があります。横になったときの反発力やフィット感、硬さや通気性などチェックすべきポイントや自分なりの基準をはっきりとさせて、高反発と低反発のどちらがより向いているのかを考えるようにするといいでしょう。

まとめ

高反発マットレスには反発弾性が高いので寝返りがしやすい、通気性が良い、腰が沈み込みすぎず理想的な寝姿勢が保ちやすいなどの特性があります。反面、硬すぎて身体が痛いとか、通気性が良すぎて寒いなどと感じる人もいます。

高反発が合っている人、逆に低反発の方が健康が保ちやすい人など、マットレスとの相性は人それぞれ。実際には店舗の展示品などに横になってみて、寝心地を試してみるのが一番の近道です。

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