腰対策のマットレス選びで知っておきたいこと

高反発マットレスの選び方は男性と女性でどう違う?

高反発マットレスの選び方は男性と女性でどう違う?

高反発マットレスの選び方にはいくつかの基準がありますが、男性と女性の差というのもそのひとつです。どうして男性と女性ではマットレスの選び方が違うのか、どんな点に注意して選べば良いのかを見てみましょう。

男性と女性では体の作りが違う

男性と女性ではそもそもの骨格や筋肉のつき方などが違います。これは一目見ただけでわかる特徴ですね。一般的に男性は筋肉が多く骨格がしっかりしていて身長も高めです。

それに比べると女性は筋肉の量が少なくて脂肪が多く、身長も低めで全体的に柔らかい印象です。このように差があるのに、同じマットレスに寝てどちらも同じように心地よいと感じるはずはありません。

もちろんこれはあくまでも標準的な人たちを対象にしていて、女性でもアスリートのように筋肉がしっかりついていたり骨太の人もいますし、男性でも脂肪の量が多い人や身長が低めの人もいます。

基礎体温や気温の感じ方が違う

就寝中にできる身体と布団の空間を、「寝床内気候(しんしょうないきこう)」といいます。日本睡眠科学研究所の実験の結果、深い眠りにつきやすい理想的な寝床内気候は、温度が33±1℃、湿度が50±5%であることが報告されています。この環境を作るためにはマットレスが大きな役割を担うのですが、ここにも男女の差が生まれます。

女性は一般的に男性よりも筋肉量が少ないために、熱生産量が低い傾向にあります。また女性ホルモンの影響や、臓器が複雑にできていることで骨盤内にうっ血が起きやすいなどのことから、冷え性の女性が多いのです。こうしたことから女性の方が男性よりも寒いと感じやすく、選ぶマットレスによっては寝ている間も寒さを感じる結果になってしまう可能性があります。

硬さやサイズの好みも違う

男性はロングタイプで幅にも余裕のあるマットレスを選ばなければ、寝ているときに窮屈に感じて寝返りもしずらくなってしまいます。それに比べると女性は長さ、幅ともに小さめのサイズ感のものでも自然な姿勢でゆっくりと眠ることができます。

また硬さも筋肉があり重さもずっしりしている男性は、反発力がしっかりとあり、沈み込みが浅いものの方が寝やすいと感じることが多く、反対に女性は柔らかめのタイプの方がゆっくり眠れると感じることが多いようです。もちろん好みや感じ方には個人差がありますが、全体として男性の方が硬めのしっかりしたマットレスを心地よいと感じる傾向にあります。

まとめ

男性と女性では身体の構造や体質に差があるため、それぞれ身体にフィットするマットレスは違うのが当然です。偏った情報を鵜呑みにせずに、自分の好みや体型にあったマットレスを選ぶようにしましょう。

パートナーと一緒に寝ているという人は、お互いの寝心地やフィット感、身体への影響などもよく話し合った上で、二人が納得できるものを探してくださいね。二人の好みが違いすぎるときは、同じメーカーの同じ厚みのものを購入して、並べて寝るという方法も検討してみるといいでしょう。

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