腰対策のマットレス選びで知っておきたいこと

高反発マットレスを選ぶときに注意したい3つのポイントとは

高反発マットレスを選ぶときに注意したい3つのポイントとは

高反発マットレスを購入する理由としては、睡眠時の腰への負担を軽減させたいや背中の痛みを改善したいとか、朝までグッスリ眠りたいなど健康に関するものが多いのではないでしょうか。

睡眠は毎日の健康や生活の質に直接関わるものですから、少しでも良い眠りが得られるように、自分の体の特徴にあったマットレスを選びたいですね。高反発マットレスを選ぶときに特に注意したい3つのポイントについてまとめましたので、参考にしてください。

マットレスが硬すぎたりやわらかすぎたりしないか

マットレスの硬さと個人の体重や筋肉の多さのバランスが取れていないと、快適な寝心地は生まれません。体重の軽い人が硬いマットレスに寝ると、お尻が沈み込まずに腰の部分に隙間が生まれてしまい、腰や背中を痛めてしまう恐れがあります。また筋肉の力が弱い人だと思うように寝返りができず、熟睡の妨げになることもあります。

反対に体重の重い人では硬さが足りないと沈み込みが過ぎて腰に負担がかかります。マットレスを選ぶときには必ず試し寝をしてみて、こうした点をチェックしましょう。

実際に寝てみて肩や肩甲骨、腰など一定の部分に圧迫感があったり、腰に沈みすぎや浮きすぎなどの違和感を感じる場合、そのマットレスは体に合っていません。つまり高反発マットレスの特性のひとつである、体圧分散性が発揮されないということです。

マットレスの密度は十分か

高反発ウレタンマットレスの価格は密度と厚みにかなり左右されます。ウレタンの密度が耐久性を決めると言っても過言ではないくらい、マットレス選びにおいて大切なポイントです。

ウレタンフォームの密度は製品に表記されていることが多くなってはいますが、低価格帯のマットレスは表記がなかったり、中には混ぜものをして密度をかさ増しするというものもあるようです。激安の高反発マットレスは、素材の密度が低いということを覚えておきましょう。

高反発マットレスとして十分に機能するためには、密度は30D以上は必要です。耐久性は使い方にもよりますが、5年から10年程度は使えると言われています。国内外の有名ブランドの高反発マットレスは、30D以上の密度があるのが普通です。反対に1万円以下の激安ウレタンマットレスは15D以下の密度しかなく、1ヶ月程度でヘタリが出てきます。2万円前後のリーズナブルな価格帯では20~25D程度ですが、耐久性は数ヶ月から2年程度となります。

高級マットレスの中には50D以上の密度を持つものもありますが、ここまでの密度は必要ないでしょう。体のためを考えてマットレスを買い換えるなら、30D以上の密度のものを選びたいところです。

マットレスに適度な厚みがあるか

高反発マットレスを選ぶときのもうひとつの大切なポイントが厚みです。市販のウレタンマットレスは大まかに分けると5cm、8cm、10cmとそれ以上のものがありますが、使用用途に応じて適したものを選ぶことが大切になります。

厚みが5cmのものは、それだけでは厚みが足りないので、単体でマットレスとして使うには物足りなさがあります。体の重い人なら、底付き感が気になるでしょう。トッパーとして使用するには向いています。

厚み8cmになるとある程度寝心地もよく、コンパクトで収納しやすいので、女性が一人で使うのにも向いているでしょう。ただし密度が低いものだと底付き感がでますので、バランスを考えて選ぶことも必要になります。

厚みが10cmあれば、一枚で十分に高反発マットレスとして機能します。ただし重量も増えますので、毎日押入れに出し入れするのが大変になります。ベッドの上に置いて使うのにちょうどよい厚みです。

まとめ

マットレスを選ぶときは、これら3つのポイントのバランスを考えながら、最適なものを探してみましょう。厚みがあっても密度が低ければすぐにヘタってしまいますし、厚いだけでも硬いだけでも理想の寝姿勢は保たれません。マットレスの表記を確認したり、実際に寝てみて感触を確かめながら、納得のいくものを見つけてくださいね。

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